■土佐打刃物とは
土佐刃物の歴史は鎌倉時代後期、徳治元年(1306年)大和国より移り住んだ刀鍛冶五郎左衛門吉光派に始まります。その後、室町末期まで繁栄し、戦国乱世に武具刀剣等を製造していました。
1590年、土佐一国を統一した長宗我部元親が記させた「長宗我部地検帳」には399軒の鍛冶屋が存在していたと記録されています。
江戸時代初期(1621年)、農林業用打刃物の需要が一気に拡大し、
刃物生産技術が著しく発展、量産体制および品質が向上し、土佐打刃物が確立されました。
土佐打刃物は現在の土佐山田町の刀鍛冶から習い、鎌、鉈、のこぎり、鍬など農山林具としての道具を中心に発達し、今でも全国有数の刃物産地として認められています。
■ミニ菜切包丁とは
菜切り包丁は、ひと昔前まではどの家庭にもあった包丁です。
そのポジションは今では三徳包丁(文化包丁)にとって変わられましたが、やはりその使い勝手の良さから根強い人気のある包丁です。(特に年配の女性に人気)
そんな菜切り包丁をコンパクトにしてさらに使いやすくしたのがこちらのミニ菜切包丁。
重さは100グラム前後で三徳包丁より軽く、刃幅が広いので食材を切るのも安定します。
年配の女性に是非使っていただきたい、おススメの包丁です。
また、刃の表面を研磨せず黒い部分(酸化膜で覆われている部分)を残すことでサビにくくなっています。
■サイズ
刃渡り:約120mm
全長:約258mm
刃幅:約44mm
刃厚:約2.7mm
重量:約103g
※全て手作りで製造している為、刃渡り・重量は若干異なります。
■材質
刃材:青二鋼、両刃
柄材:プラスチック口輪・朴